放課後 [PR]
栗田ひろみ、地井武男、宇津宮雅代、宮本信子、井手俊郎
レーベル: 東宝
DVD
発売日: 2006年5月26日(金)
画像: 大 中
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高校生の(栗田ひろみ)は隣に住む若夫婦の夫(地井武男)に惹かれ、やがて小悪魔のように彼を翻弄していく。青春映画の鬼才・森谷司郎監督が少女の残酷さを繊細に掬い取りながら、まるでファンタジーのように仕上げた傑作。1970年代の日本の青春映画を語る上で決して外せない代表作の1本でもある。栗田ひろみの妖精のごときはかなさと美しさの中に時折どきっとさせる魔性の存在感が実に素晴らしく、ラストで雨に打たれる彼女の姿に至っては涙が止まらないほどに衝撃的だ。また井上陽水の『夢の中へ』『いつのまにか少女は』などが実に効果的に用いられているなど、いつの時代に見ても古めかしさを感じさせない新鮮な魅力にあふれている稀有な作品ともいえる。翻弄される大人側の地井武男もいいが、その妻役の宮本信子が歯痛で大人のエロティシズムを感じさせるあたりもぞくぞくする。なお森谷監督はこれが最後の青春映画であり、この後彼は『日本沈没』『八甲田山』などの大作路線へと移行していくことになった。(増當竜也)
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