マーティン・シーン、ロブ・ロウ、アリソン・ジャニー、ジョン・スペンサー、リチャード・シフ大統領バートレット(マーティン・シーン)が再選を目指して立候補すると決意したことが、このシーズンの前半の展開に火をつける結果となる。補佐官たちに対して罷免が提出され、小さな間違いが重要な意味合いをもつようになり、ホワイトハウスの領事(オリバー・プラット)は最悪の事態のシナリオに警告を発する。焦点はやがて、潜在的な「マクベス夫人」としての大統領夫人(ストッカード・チャニング)にあたる。チャニングは自分の役を完ぺきに演じ、彼女の誕生日パーティーはシーズンのハイライトのひとつとなる(エピソード「Dead Irish Writers(死んだアイルランド人作家たち)」)。アシスタントのドンナ(ジャネル・モロニー)と上司のジョシュ・ライマン(ブラッドリー・ホゥイットフォード)、広報官のCJ(アリソン・ジャニー)はみなカリスマ的なロマンスを体験しているが、この年の名脇役はなんといっても、ジョン・スペンサー演じる冷酷な首席補佐官のレオ・マクガリー。大統領のために速記投票を受け入れて厳しい真実を伝えるにせよ、バートレットがいかにして闘ったかを教えてくれるにせよ、すべての道はマクガリーに通じている(エピソード「Bartlet for America(アメリカのためのバートレット)」)。エミー賞の俳優賞はチャニング、スペンサー、ジャニーに贈られているが、この番組の魅力のひとつはすべてのキャストにそれぞれ活躍する場面があることだ(トビーが大統領の作戦に抗議するシーンや、サムが政府に信頼を寄せるシーン、大統領が感謝祭で示した奇癖など、枚挙に暇がない)。繰り返し登場するゲスト出演者のロン・シルバー、ティム・マトソン、メアリー・ルイズ・パーカー、マーク・ハーモンらは、彼らのキャリアの中で最高の演技を見せてくれている。絶妙な台本、息つかせないテンポのよさ、それにアメリカ政府について詳しくなれるのも魅力。テレビドラマにこれ以上何を望めるだろう。(Doug Thomas, Amazon.com)