カーツーム (1966)
Khartoum
音楽:フランク・コーデル
○Khartoum Frank Cordell
□カーツーム DVD
チャールトン・ヘストン ローレンス・オリヴィエ
◎レビュー (Amazon)
聖戦(ジハード)まっただなかのシーンを撮るために、スーダンの広大な砂漠に作られたセット。大英帝国の変わり者の将軍、チャイニーズ・ゴードンことチャールズ・ゴードンが1884年に北アフリカで体験した(ほぼ)本当の物語を映画化し、『アラビアのロレンス』(デヴィッド・リーン監督)のようなすばらしい作品にしようとしたのが『カーツーム』(1966年)である。冒頭の砂漠での戦闘場面は圧巻で、政治ゲームや軍事的対立、強力な指導者2人のあいだで繰り広げられる知恵と謀略の争いを描いてありきたりの筋書きに収まってしまう前までは、リーン監督の大作に見られた壮大さを連想させる。策略家のキリスト教徒で軍人役のチャールトン・ヘストンは、自信たっぷりで型破りな一匹狼を演じている。ヘストンの油断ならない敵役のローレンス・オリヴィエ(濃い化粧をし、黒くてふさふさとした頬ひげをはやしている)は、大虐殺の使命を帯びたイスラム教の聖なる戦士マーディを演じ、ヘストンに負けず劣らず好演している。スペクタクル映像よりも会話が多く、『アラビアのロレンス』には及ばないにせよ、植民地政治や皮肉なかけ引きをテーマにして観客の心をとらえて離さない物語になっており、ロレンスのように異国で一匹狼として活躍した、型破りで華やかなイギリス人ヒーローを描いた感動的な作品である。(Sean Axmaker, Amazon.com)
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