マルタイの女 (1997)
音楽:本多俊之
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□伊丹十三DVDコレクション マルタイの女
宮本信子 西村雅彦 村田雄浩 伊集院光
◎レビュー (Amazon)
カルト集団による殺人事件を目撃してしまった女優のビワコ(宮本信子)は、裁判の証言者として法廷に立つため、警察の身辺保護対象者(マルタイ)として常に立花刑事(西村雅彦)と近松刑事(村田雄浩)からガードされることに。一方教団側はさまざまな手でビワコに脅迫や嫌がらせを開始。精神的ストレスが重なるビワコは、やがて証言することを拒否しようと思うまでに追い詰められていくが……。
伊丹十三監督が、警察に守られるマルタイを主人公に据えたサスペンス・エンタテインメント映画。かつて伊丹監督が『ミンボーの女』で刺傷事件に遭い、妻の宮本信子がマルタイとして警察の保護対象となった事実が、企画の発端となっているとか。これまで伊丹映画では行動するヒロインといったイメージの強かった宮本が、ここでは守られる側という受身の立場の役を演じているのも新味ではあった。刑事ふたりの個性もうまく活かされている。なお本作は惜しくも伊丹監督の遺作となった。(増當竜也)
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