ワイルド・フラワーズ (2004)

音楽:遠藤浩二
エンディングテーマ曲:「部屋」及川りん

□ワイルド・フラワーズ DVD
岡田義徳 石川美津穂 キューティー鈴木
◎レビュー (Amazon)
 「プロレスとは、立ち向かっていく姿を見せるもの」…弱小女子プロレス団体・ガリンペイロの創設者・アイアン飯島(高畑淳子)が息子の伸一(岡田義徳)に遺書を遺して病死。伸一はいやいや母の意志を継いでガリンペイロの経営を始めるが、次第にプロレスの持つ奥深さに魅せられていく…。
   同じく女子プロレスを題材にした、ロバート・アルドリッチ監督の傑作『カリフォルニア・ドールス』を超えたと言っても過言ではない、小松隆志監督の大傑作。伸一がいやいや女子プロレス団体の後継者となるあたりをコメディータッチで見せた後は、桐島(鈴木美紀)、中島(石川美津穂)といった選手たちの奮闘ぶりを細かく描写。そしてクライマックスである宿敵との試合シーンでは、亡き母親の、冒頭の言葉をナレーションで聞かせて感動の涙を流させてしまう。笑わせ、唸らせ、感動させる映画。元気と勇気を与えてくれる。それはこの映画そのものが、「立ち向かっていく姿を見せる」ために作られた作品だからだろう。(斉藤守彦)
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