ヴェラ・ドレイク (2004)
Vera Drake

音楽:アンドリュー・ディクソン
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□ヴェラ・ドレイク DVD
イメルダ・スタウントン フィル・デイヴィス ダニエル・メイズ アレックス・ケリー エイドリアン・スカーボロー
◎レビュー (Amazon)
   「秘密と嘘」などで知られるマイク・リー監督の新作。1950年代のイギリス。明るい働き者で一家の母。気だての良いヴェラ・ドレイクには秘密があった。望まない妊娠をしてしまった女性たちの堕胎の世話をしていたのだ。しかし当時のイギリスでは、人工的な妊娠中絶は法律で禁じられていた。ある事件がきっかけでヴェラの秘密は白日の下に晒され、彼女自身も裁判にかけられてしまう。
   リー監督の演出手法は変わっている。俳優たちに手渡されるのは、自分の出番のシナリオだけ。彼らは何回も繰り返されるリハーサルを通して、自分の役がいかなる人生を歩んできたかを考え、それに裏打ちされた演技を求められる。俳優としてではなく、登場人物としての発想と手段で、リーの創作したドラマを進めることを要求されるのだ。「ヴェラ・ドレイク」におけるヴェラ役=イメルダ・スタウントンは、50年前のイギリス女性になりきり、その善意から行った行為が裁かれるという難しい役柄を自分のものにした。「ヴェラ・ドレイク」での彼女の姿が感涙を誘うのは、単に演技が上手だからではなく、その立ち居振る舞い、リアクション、すべてがヴェラであるという説得力を醸し出していたからだ。傑作。(斉藤守彦)
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ロードショー:2005年7月9日(土)~
→「2005年7月劇場公開映画」
×公式サイト www.veradrake.net

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