花よりもなほ (2006)

音楽:タブラトゥーラ
監督・原案・脚本・編集:是枝裕和
出演:岡田准一(青木宗左衛門)、宮沢りえ(おさえ)、古田新太(貞四郎)、浅野忠信(金沢十兵衛)、香川照之(平野次郎左衛門)、國村隼(伊勢勘)、原田芳雄(小野寺十内)、中村嘉葎雄(重八)、田畑智子(おのぶ)、夏川結衣(おりょう)、石橋蓮司(青木庄三郎)、上島竜兵(乙吉)、木村祐一(孫三郎)、千原靖史(留吉)、加瀬亮(そで吉)、平泉成(善蔵)、絵沢萠子(お勝)、寺島進(寺坂吉右衛門)、遠藤憲一、田中哲司、中村有志、石堂夏央、勝地涼、田中祥平、トミーズ雅、南方英二

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岡田准一 宮沢りえ 古田新太 浅野忠信 香川照之 是枝裕和 田畑智子 タブラトゥーラ
◎レビュー (Amazon)
   元禄15年の江戸で、青木宗左衛門(宗左)は父の仇を追って、信州から上京した若侍。しかし、剣の腕は立たず、寺子屋で算術を教えていた。そんなある日、仇を見つけた。しかし、長屋の人々のとの心地よい暮らしになじんでしまった彼は、仇が妻子と幸せな生活を送っているのを見て“仇討ちとは何だろう”と考え始める。そして、彼が出した結論は長屋の人々を巻き込む騒動に発展していく。
   『誰も知らない』の是枝裕和監督が初めて手掛ける時代劇。ドキュメンタリー出身で、人間の本質に迫る作品を、柔らかな視線で捕らえてきた監督らしく、人情で見るものを包み込むぬくもりある時代劇。主演の宗左に岡田准一。ほか長屋の人々に、宮沢りえ、古田新太、香川照之、原田芳雄、田畑智子、加瀬亮、仇役には浅野忠信と、わき役にいたるまで、スター俳優が勢ぞろい。岡田准一は、主演とはいえ決してスタンドプレーはしない、控えめな佇まいが、宗左のキャラにピッタリ。印象深いのは加瀬亮。うちにひめた恋心を愛する人に告白する場面は、この映画でいちばん胸が熱くなるシーンだ。監督が「楽しい嘘をついてみたい」と選んだ時代劇だが、弱者へのやさしい眼差しは、これまでの是枝ワールドに共通すると言えるだろう。(斎藤 香)
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ロードショー:2006年6月3日(土)~
→「2006年6月劇場公開映画」
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