硫黄島からの手紙 (2006)
Letters from Iwo Jima

音楽:カイル・イーストウッド、マイケル・スティーヴンス
監督・製作:クリント・イーストウッド
製作:スティーヴン・スピルバーグ
出演:渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮、中村獅童、裕木奈江

○Letters From Iwo Jima Various Artists
○Letters from Iwo Jima Kyle Eastwood
○Flags of Our Fathers / Letters from Iwo Jima Clint Eastwood Kyle Eastwood Michael Stevens
○硫黄島からの手紙 オリジナル・サウンドトラック サントラ カイル・イーストウッド マイケル・スティーブンス
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渡辺謙 二宮和也 伊原剛志 加瀬亮 中村獅童 クリント・イーストウッド スティーブン・スピルバーグ アイリス・ヤマシタ
◎レビュー (Amazon)
   1944年、陸軍中将・栗林が硫黄島に降り立った。本土防衛の最後の砦の硫黄島だったが、場当たり的な作戦と非情な体罰により、兵士たちは疲労と不満が渦巻いていた。ところが栗林は違った。アメリカ留学の経験があり、敵国を知り尽くした男は、体罰をやめ、島のすみずみまで歩き、作戦を練りに練った。そして米国が来襲。硫黄島は5日で落ちると予想されていたが、壮絶な闘いは36日間にも及んだ。しかし、その闘いで兵士たちは何を思ったか。それは61年後に掘り起こされた、出されることのなかった家族への手紙にしたためられていた…。
   クリント・イーストウッド監督の2部作『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』。本作は日本側から見た硫黄島の闘いを描き、そこで何か起こったのか、兵士たちは何を思って闘ったのか、本作では戦場での兵士たちの日常がつづられる。闘いは厳しく、その残酷さに思わず目をそむけてしまうシーンもあるが、戦争とは悲惨で残酷なのだと改めて思わせる。そしてその戦争の虚しさを伝えているのは、兵士・西郷と彼をとりまく若者たち。渡辺謙演じる栗林中将ではなく、主役は若い兵士たちというのは意外だったが、だからこそ、この映画は意味がある。この映画は栗林のヒーロー映画ではない。見る者は西郷の思いに共感し、彼に生き抜いてほしいと願う。硫黄島の闘いを象徴しているのは若い兵士なのだ。西郷演じた二宮和也は戦場でも自分を見失わないように懸命に生きる若者を、加瀬亮がやさしさゆえに挫折を味わう男を熱演し、伊原剛志は元五輪選手のバロン西を豪快に演じる。彼ら日本人俳優たちのアンサンブルは絶妙! しかし、いちばん驚くべきは言葉を壁を超えたイーストウッド監督の演出、さすが名匠、見事だ。(斎藤 香)
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ロードショー:2006年12月9日(土)~
→「2006年12月劇場公開映画」
×公式サイト wwws.warnerbros.co.jp
→テレビ放映履歴

□関連作品
□硫黄島の砂(1949)
□硫黄島(1959)
□硫黄島の英雄(1961)
□父親たちの星条旗(2006)
□硫黄島からの手紙(2006)
□硫黄島 戦場の郵便配達(2006)

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