バベル (2006)
Babel

音楽:グスターボ・サンタオラヤ、坂本龍一(songs)
監督・製作:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ガエル・ガルシア・ベルナル、役所広司、菊地凛子、アドリアナ・バラーザ、エル・ファニング

第79回アカデミー賞で、作曲賞を受賞。

テレビスポット(15秒予告オピニオン編)で流れている曲:「My Name Is Lincoln(マイ・ネーム・イズ・リンカーン)」Steve Jablonsky … 『アイランド』のサントラより。
テレビスポット(15秒予告ストーリー編、30秒予告ストーリー編の前半)で流れている曲:「The Rifle」Harry Gregson-Williams … 『フォーン・ブース』のサントラより。

「Bibo No Aozora(美貌の青空)」坂本龍一 … ピアノ、チェロ、バイオリンのトリオでリアレンジ。サントラやアルバム「1996」に収録。予告CMや劇中ラストで使われている。

○Babel (Slip) Various Artists
○バベル-オリジナル・サウンドトラック サントラ デヴィッド・シルヴィアン グスタボ・サンタオラージャ エヴァートン・ネルソン ジャック・モーレンバーム
□バベル スタンダードエディション DVD
□バベル Blu-ray
ブラッド・ピット ケイト・ブランシェット ガエル・ガルシア・ベルナル 役所広司 菊地凛子 二階堂智 アドリアナ・バラッサ アドリアナ・バラッザ
◎レビュー (Amazon)
   モロッコで生活のために山羊を襲うジャッカルを撃つために銃を渡された兄弟。彼らはその腕を競い合うように発砲。その銃弾はツアーバスの女性客の体を撃ち抜いた。女性はモロッコに旅行に来ていたアメリカ人夫婦の妻。夫は家に残した子供たちの面倒をみている乳母に電話をするが、乳母は突然の出来事に驚き悩む。息子の結婚式に出席したい彼女は、やむを得ず、夫婦の子供たちをメキシコに連れていくことにした。一方、日本では、母親を泣くしたショックから立ち直れない聾唖の女子高生が愛を求めて町をさまよっていた。自分は誰にも愛されないのか、誰も抱きしめてくれないのかと心の中で叫んでいた…。
   一発の銃弾が、モロッコ、メキシコ、日本を撃ち抜く。お互い見知らぬ関係なのに、その銃弾は彼らの人生に次々と暗い影を落とす。人生は突然、思いがけない事態に陥り、人々は悩み、苦しみ、ときには地獄を見る。しかし、そこから何かが生まれることもあるのだ。アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトウ監督は『アモーレス・ペロス』のときから、人生のどん底をこれでもかと見せつけるが、決して登場人物を見放すことはない。必ずや長く暗いトンネルの向こうに細く差し込む光を描くのだ。モロッコ編で夫婦を演じるのはブラット・ピットとケイト・ブランシェット。メキシコ編で乳母を演じるのは『アモーレス・ペロス』にも出演していたアドリアナ・バラッザ。その甥をガエル・ガルシア・ベルナルが演じている。そして日本編は、女子高生役に菊地凛子、父親は役所広司。ブラッドはどうしようもない現実に苛立ち、苦悩しながらも、妻や家族への愛を確信する中年の男を力強く演じきり、菊地が演じる少女の孤独は痛々しく胸に突き刺さる。彼女の悲しみと怒りを讃えた瞳は見るものをとらえて離さないだろう。(斎藤 香)
□コメント・感想(13)
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ロードショー:2007年4月28日(土)~
→「2007年4月劇場公開映画」
×公式サイト babel.gyao.jp
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