あるいは裏切りという名の犬 (2004)
36 Quai des Orfevres
音楽:エルワン・クルモルヴァン
○36: Que Quai Des Orfevres Axelle Renoir Erwann Kermorvant
○「あるいは裏切りという名の犬」オリジナル・サウンドトラック サントラ シーア エルワン・ケルモルヴァン アクセル・ルノワール
□あるいは裏切りという名の犬 DTSスペシャル・エディション DVD
ダニエル・オートゥイユ ジェラール・ドパルデュー ヴァレリア・ゴリノ アンドレ・デュソリエ ロシュディ・ゼム
◎レビュー (Amazon)
パリ警視庁のふたりの警視、正義感あふれるレオと野心家のドニ。かつてひとりの女性を取り合い、彼女がレオ夫人となったことから、友人だったふたりの間には深い溝ができた。次期長官候補がレオであることがおもしろくないドニ。どうしても出世したいドニは、レオが指揮をとる現金強奪事件の捜査に無理やり入ってくる。そんなとき情報屋に騙され、殺しのアリバイの片棒を担がされたレオ。やがてその一件は、ドニに勘づかれ、彼の人生を左右する事態に発展していく。
ふたりの警官の騙しあいの物語には香港映画『インファナル・アフェア』があるが、もとこういった犯罪ノワールの元祖はフランス。本作はアラン・ドロン、ジャン・ギャバンの一連の出演作を彷彿させるサスペンスだ。ひとつ歯車が狂ったせいで、転落していくレオと、彼を踏み台にすることも厭わない冷酷なドニ。友情なんてどこにもない、にらみあうふたりの男の関係は、たたずまいを見ているだけでスリリングだ。演じるのはフランスの名優ダニエル・オートゥイユとジェラール・ドパルデュー。監督は本作が2作目のオリビエ・マルシャル監督。 ひとつの事件がふたりの男とその家族の人生もガラリと変貌させてしまう。その怖さと迷宮のように入り組んだ物語の巧みさに圧倒される傑作だ。(斎藤香)
□コメント・感想(0)
コメントをどうぞ。映画やサントラの感想、ご質問、ご要望など。
ロードショー:2006年12月16日(土)~
→「2006年12月劇場公開映画」
×公式サイト www.eiga.com
☆PC版で見る