あるスキャンダルの覚え書き (2006)
Notes on a Scandal

音楽:フィリップ・グラス
監督:リチャード・エアー
出演:ジュディ・デンチ、ケイト・ブランシェット、トム・ジョージソン、マイケル・マロニー、ビル・ナイ、アンドリュー・シンプソン

○Notes on a Scandal (Score) Various Artists
○映画「あるスキャンダルの覚え書き」オリジナル・サウンドトラック フィリップ・グラス サントラ
□あるスキャンダルの覚え書き DVD
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ジュディ・デンチ ケイト・ブランシェット アンドリュー・シンプソン ビル・ナイ
◎レビュー (Amazon)
   ロンドン郊外の中等学校に赴任してきた美術教師シーバ。美しい彼女に目を奪われた同校の歴史の教師バーバラ。厳格な教育と歯に衣着せぬ物言いで、生徒と同僚から煙たがられていた孤独な老女バーバラは、シーバに接近する。一方、シーバは年の離れた夫とふたりの子供の母親でもあった。しかし、幸せなはずなのにどこか満たされない気持ちを抱えていた彼女は、自分に近づいてきた男子生徒と深い関係になってしまう。その情事を目撃したバーバラは、彼女の秘密をちらつかせながら、シーバとの関係を深いものにしようとする…。
   孤独な独身老女の歪んだ友情をジュディ・デンチが凄味ある演技で見せる。心を許した親友とは一心同体のような関係を結びたい彼女は、シーバを束縛する。握った秘密を暴露すると脅しながら、シーバを縛りつけようとするバーバラの憐れなこと。下手な役者が演じたらB級サスペンスになってしまうところを、デンチはバーバラの心の闇をスクリーンに注いでいく。彼女の怖さがジワジワと物語を覆っていくプロセスは背筋が凍るようだ。ケイト・ブランシェットは、心の隙をバーバラに見抜かれ、グイグイ入り込んでいく彼女にとまどい、動揺し、精神が壊れそうになるシーバをデンチに引けをとらない名演。ふたりがこの作品でアカデミー賞の主演と助演でそれぞれ候補になったのも納得だ。監督は『アイリス』のリチャード・エアー。(斎藤 香)
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ロードショー:2007年6月2日(土)~
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