リトル・チルドレン (2006)
Little Children
音楽:トーマス・ニューマン
○Little Children (Score) Various Artists
□リトル・チルドレン DVD
ケイト・ウィンスレット.パトリック・ウィルソン.ジェニファー・コネリー.ジャッキー・アール・ヘイリー
◎レビュー (Amazon)
とある郊外の住宅街。主婦のサラは幼い子を連れ、ママ友だちと公園で過ごす日々。不自由ない生活だけど、退屈しきっていた彼女は、公園で司法試験を目指す主夫のブラッドを出会う。完璧な妻に支配されていた彼は、サラと急接近し、秘密の関係に…。一方、元受刑者のロニーが釈放され、街は騒ぎになる。彼はあらゆる場所で気味悪がられていた。そんなロニーに嫌がらせをする元警官のラリーだったが、彼にも秘密があり…。
表向きは普通に見えても、人は誰でも一皮むくとそれぞれ秘密を抱えている。大人になりきれない者たちは、その秘密の気持ちを抑えることができない。そんな人々を描いたのは『イン・ザ・ベッドルーム』のトッド・フィールド監督。人間の滑稽さを描きながらも、どこか怖さもある本作。その根底にあるのは「もしかしてアナタも…」という人ごとじゃないメッセージだ。大人の寓話のような作りだが、時折はさまれるリアルな瞬間に胸を突き動かされ、苦笑してしまう。まさに心を揺さぶる人間ドラマ。ヌードも持さない体当たり演技を見せたケイト・ウインスレットはアカデミー主演女優賞候補に。そして元受刑者のロニーを不気味に演じたジャッキー・アール・ヘイリーはアカデミー助演男優賞候補になった。家族関係、人間関係にメスを入れたフィールド監督、その厳しさ、鋭さには脱帽だ。
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ロードショー:2007年7月28日(土)~
→「2007年7月劇場公開映画」
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