鉄板英雄伝説 (2007)
Epic Movie
音楽:エド・シェアマー
○Epic Movie Various Artists
□鉄板英雄伝説 (特別編) DVD
ジェイマ・メイズ
◎レビュー (Amazon)
監督と脚本のジェイソン・フリードバーグとアーロン・セルツァーのコンビは、彼らのパロディ映画『最終絶叫計画』と『最'愛'絶叫計画』によって、この手の映画ジャンルが驚くほどの支持を得たことで、おそらくは天文学的な額の現金を手に入れ、この破天荒なエンターテインメントを手早く製作できたのだろう。特定の映画のパロディではなく、大作映画そのものがパロディのジャンルとなっているようだ。そう言ってよければ、『鉄板英雄伝説』はそうしたジャンルの一作品としてじゅうぶんな資格があるだろう。大半は『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』、『ボラット』、『Harold and Kumar Go to White Castle』、『チャーリーとチョコレート工場』、『X-Men』、『ハリー・ポッター』シリーズ、『スーパーマン リターンズ』、『ナチョ・リブレ 覆面の神様』、『ダ・ヴィンチ・コード』その他、挙げきれないほどの最近の大ヒットである数多くの作品について、いわゆる“おもしろおかしい”解釈を作るために少なくはない費用が投じられている。観客がこうした作品を見ていることが前提だ。四人の孤児が主人公で、上に挙げたような作品から物語を取りだして奇抜につなげており、当然の流れとして戦いは様々にお下劣なプロットを通じて行われ、予言者は予言を実現させ、聖なる土地の支配者として彼らは正統な地位を主張できるのだった。股間に跳び蹴り当たり前、オナラや小便や嘔吐のジョークが炸裂する中、ウィリー・ウォンカの工場や魔法の衣装タンスの中で私たちは引っ張り回され、ギャグが連呼されて(中にはとてもおもしろいものも)、驚くほどのそっくりさんや名前までよく似た俳優たちも揃っている。ダレル・ハモンド、クリスピン・グローヴァー、デヴィド・キャラダイン、ケヴィン・マクドナルド、カーメン・エレクトラ、カル・ペンがおもしろい(ときには浅ましい)顔を見せるが、これは仲間のフレッド・ウィラードやジェニファー・クーリッジがライオンのアスロや白いあばずれ(魔女)としてナルニアの善人VS邪悪なキャラクターとして対決する中での、アドリブのコメディに対する野次に他ならない。この手の映画がどんなものか、すでにあなたも予想している通りに貧弱だが、90分足らずの時間にC・S・ルイスからMTVの『パンクト』まで、何でもかんでもオマージュを捧げる作品がそうそう悪いはずがない。(Ted Fry, Amazon.com)
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ロードショー:2007年6月2日(土)~
→「2007年6月劇場公開映画」
×公式サイト movies.foxjapan.com
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