兜王ビートル (2005)

主題歌:「いざ行け!ビートル」サイキックラバー
エンディングテーマ:「I Believe」サイキックラバー

○いざ行け!ビートル/I Believe サイキックラバー 川崎実 YOFFY 大石憲一郎
○サイキックラバー サイキックラバー YOFFY 岩里祐穂 西池崇 吉元由美 大石憲一郎 京田誠一 Macin’桑田 KOISHI 川瀬智
□兜王ビートル DVD
兜王ビートル 斎藤工 中川翔子 大原かおり 永井豪 中野貴雄
◎レビュー (Amazon)
   河崎実監督作品を見る楽しみとは、河崎監督の趣味性に共感したり、「あーあ、またこんなことやってるよ」と言ったプチあきれモードに浸りながらも、実はここまでやってくれてうれしいという、おたく的な複雑な感情を満足させたりする、そんな不埒なセルフ・シチュエーションを楽しむことにある。
   あの『いかレスラー』に続く河崎作品『兜王ビートル』は、見るもチープな昆虫マスクのレスラーたちが、それぞれのバックグラウンドを抱えて対決しまくる、特撮格闘技映画だ。もちろんストーリーは悪のりとおふざけが満載なのだが、『いかレスラー』がそうであったように、主人公たる兜王が、いかなる環境を経て現在の境遇に落ちついたか、といった動機の部分が、やけにマジメで丁寧に描かれている。無論このあたりにも、おたく的なこだわり、過去の特撮作品やアニメからのパクリ満載であるのだが。
   また河崎監督の趣味性に共感する鑑賞者たちにとって、最高のおかず…ではなかったご馳走は、これほどおたく濃度の高い作品(失礼!)に美少女・中川翔子がプロレス雑誌記者役で出演していることである。ロングヘアーなびかせて、大まじめに兜王や外宇宙軍レスラーたちと絡み合う、そのけなげさに目がテン。しかも通称しょこたんときたら、大の特撮おたくで、河崎監督との会話も難なくついて行けるという。河崎実と中川翔子。このふたりが必然的運命的な出会いを果たしたメモリアルな作品として、「兜王ビートル」は記憶されるだろう。(斉藤守彦)
□コメント・感想(0)
コメントをどうぞ。映画やサントラの感想、ご質問、ご要望など。

ロードショー:2005年7月16日(土)~
→「2005年7月劇場公開映画」
×公式サイト www.kabuto-o.com

☆PC版で見る