憎いあンちくしょう (1962)
音楽:黛敏郎
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□憎いあンちくしょう DVD
石原裕次郎 浅丘ルリ子 芦川いづみ 長門裕之 川地民夫 黛敏郎 山田信夫
◎レビュー (Amazon)
売れっ子タレント・北大作(石原裕次郎)とマネージャー兼恋人の典子(浅丘ルリ子)が、純粋愛のために東京から九州まで運ぶ仕事を無報酬で引き受ける。そこに群がるメディアの好奇に満ちた目。ふたりは無事目的地にたどり着けるのか…?
軽快なタッチで始まる「憎いあンちくしょう」だが、映画の進行と共に、その軽快さはなりを潜め、真実の愛を追及せんとする裕次郎と、彼を追いかけるルリ子による、日本縦断劇が展開される。その中でメディア批判らしきものを盛り込み、神風タレント・北と裕次郎の姿をダブらせようという、その狙いは分かるのだが、純粋愛を追及するには、あまりに裕次郎の行動原理が釈然としない。
むしろこの映画の見どころは、前半での裕次郎とルリ子とのやりとりである。人もうらやむ仲なのに、仕事のためキス以降の関係を持たないという、プチ禁欲的な関係をふたりが楽しんでいて、溌剌とした現代女性として描かれた典子を、浅丘ルリ子がはじけるように好演している。このキャラクターが受け、後に典子はスピン・オフして2本の作品に登場したほど。(斉藤守彦)
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