アンナ・カレニナ (1935)
Anna Karenina
音楽:ハーバート・ストサート
出演:グレタ・ガルボ
□アンナ・カレニナ DVD
グレタ・ガルボ フレデリック・マーチ ベイジル・ラスボーン フレディ・バーソロミュー
◎レビュー (Amazon)
グレタ・ガルボは本作と『椿姫』で続けてニューヨーク映画批評家賞の最優秀主演女優賞を受賞した。彼女の受賞は充分に納得がいく。95分間のデビッド・O・セルズニック制作のMGMの傑作はトルストイの長編小説を原作にしており、豪華な共演者陣に対しては公平を期しているといえない(とくにキティ役のモーリン・オサリバンがよい例だ。活発なイメージのオサリバンに責任があるのではない)。同様の傾向は、本作のクラレンス・ブラウン監督が以前ガルボを主演にして監督したサイレント映画『アンナ・カレーニナ(原題Love)』(1927年)にも当てはまっているが、本作のほうがより情熱的で流れるような映像である。ブラウンの演出は各シーンでも映画全体でも余計な力が入っていない。ガルボ扮するアンナが、一途な恋が悲劇に終わるのを最初のころに予感して静かに語る「遅すぎたのよ、遅すぎたのよ」というセリフは、破滅的な運命を実に見事に示している。だがフレドリック・マーチが演じるブロンスキーは、うっとうしくてこらえ性のない人物になっている。アンナの夫で出世第一の冷酷な男、カレーニンに扮したベイジル・ラスボーンはどう見てもミスキャストであり、同情すら覚える。それでも彼が人をそらさない俳優であるのは間違いない。(Richard T. Jameson, Amazon.com)
□コメント・感想(0)
コメントをどうぞ。映画やサントラの感想、ご質問、ご要望など。
□関連作品
□アンナ・カレニナ(1935)
□アンナ・カレニナ(1948)
□アンナ・カレーニナ(1967)
□アンナ・カレーニナ(1974)
□アンナ・カレーニナ(1976)
□アンナ・カレーニナ(1977)
□アンナ・カレーニナ(1997)
☆PC版で見る